朝が来る(土ドラ) 1話ネタバレと感想 私の息子を返して

オトナの土曜ドラマの第二作目として始まった「朝が来る」

他の夏のドラマよりもいち早く2016年6月4日24時よりスタートしました。(初回のみバレーボール延長のため35分遅れ)

初回放送から、早くも号泣する人が続出しており、面白いと評判を呼んでいるようです。

そこで今回は「朝が来る」(土ドラマ)の第1話ネタバレと感想をご紹介します。

※展開を知りたくない方はご注意下さい。

「朝が来る」第1話ストーリーネタバレ

「明けない夜はない。人はよくそう言うけれど本当だろうか…」

とある金髪の派手な女性(川島海荷)が、ある家を訪れていた。

「光を失った暗い日々をひたすら彷徨い続ける人間が、それを信じるのは難しい。だから私はここに来た。

夜の暗さなど無縁の幸せな光に満ち溢れた家。

人から与えられた、幸せなのに我が物顔で暮らしている家族。私は彼らから朝を奪うのだ。

あの少女に光を取り戻すためにー。」

平穏な日々に突然訪れたある女性

主人公・栗原佐都子(安田成美)はいつものように息子・朝斗と平穏な日々を過ごしていた。

そこにかかってきた1本の電話。しかし、何も言わずに電話は切れてしまう。不信に思う佐都子。

佐都子の夫・栗原清和(田中直樹)は出版社で働いていた。

同じ出版社で働く部下の後藤香澄(佐津川愛美)より次号の新企画を提出される。香澄が提出したのは「家族を作れば本当に幸せなのか」という検証企画。

そして去り際に一言「私が不倫しているから家族もちへのやっかみだと思っていないですよね?私は結婚にも子供にも興味がないので」

そう香澄は家族を、そして愛を信じていない女性なのだ。

家族を持つ幸せを感じている清和は「家族っていいものだよ」と言うが、香澄には伝わらない。

「そういう人にこと読んでほしい企画だ」と言い放ちしっかり企画を読んで欲しいと伝え去っていく。

帰宅した清和に、無言電話があったことを相談する佐都子。

清和からはそんなに気にすることないと言われ、気にしないようにしようとする佐都子。

そこに息子の朝斗が清和の元に。

「おかえりなしゃい!おとうさん」

そういって清和に甘える朝斗。

しかし、どこか元気のない様子…。

幼稚園で苦手な鉄棒があり、逆上がりができなかったことを落ち込んでいた。

そして、「お父さんは逆上がりはできた?」と確認する朝斗。

清和は「結構得意だったよ」と答える。

朝斗の友達の大空くんは鉄棒とか跳び箱が得意。

それはお父さんが体操の選手で、お父さんに似たんだねと先生が言っていたことを聞き、僕もお父さんに似ればいいのにとさらに落ち込む朝斗。

少し戸惑った表情で朝斗を見つめる清和と佐都子。

夕食を済ませ、家族3人で仲良く川の字で寝る栗原家。

佐都子が朝斗のかわいい寝顔を見ながら清和に語りかけます。

「朝斗がうちに来なかったら今頃私たちどうしていたんだろう。

朝斗がいない世界なんて想像できない。守らないと。朝斗の笑顔だけは絶対。」

朝斗がそばでぐっすり眠る姿を見つめながら幸せを噛み締める佐都子。

佐都子と清和は27歳の時に結婚し、子供を望んでいました。

しかしなかなか子宝に恵まれず、検査したところ清和の不妊がわかります。

その事実を突きつけられ、泣き崩れる清和。

二人は特別養子縁組で朝斗を迎えたのでした。

そんな辛い日々も今は乗り越え、朝斗のいる幸せを噛み締めます。

この幸せがずっと続く。そう二人は信じていました。

あの女性が来るまでは。

スポンサードリンク

忍び寄る女性の影

朝斗と同じ幼稚園に通う、朝斗の友達の星野大空(斉藤汰鷹)の母・星野理沙(滝沢沙織)は第二子を妊娠中。

大空は弟が生まれることを楽しみにしており、もうすぐお兄ちゃんになるんだと理沙のお腹を触りながら、朝斗に話しかけます。

「僕もお兄ちゃんになりたいな~」と羨む朝斗。

大空が先生に「お父さんに鉄棒ができたと話したらすごく喜ばれた。僕は宝物だと言われた」とうれしそうに話します。

何気ない会話のようですが、それを聞いて暗い表情になる朝斗。

その表情を見た佐都子は少し心配になります。

そんな様子を遠くから見つめる、女性の姿が。

誰かの視線を感じた佐都子は辺りを見渡しますが、誰もいませんでした。

朝斗はお父さんとお母さんの大事な宝物

朝斗を幼稚園に送り自宅に戻った佐都子。

朝斗の様子を思い出していると、電話鳴ります。

しかし、出てみるとまた無言で切れてしまいました。

何度もかかってくる無言電話にさすがにいらつく佐都子。

するとまた再び電話が鳴ります。

再び電話に出た佐都子。

無言電話だと思った佐都子は「いい加減にしてください!」と怒って切ろうとします。

しかし、電話の主は幼稚園の先生からで朝斗がいなくなってしまったとのこと。

慌てて探しに行く佐都子。

朝斗は公園で逆上がりの練習をしていました。

「僕が1番幼稚園で逆上がりが下手だからできるようになりたいと」こっそり練習をしていたのです。

友達の大空君が「何でもできるからお父さんから宝物だと言われた」という話しを聞いていた朝斗は、自分も何でもできるようになって宝物になりたいと佐都子に話します。

それを聞いた佐都子は「そんなこと関係ない。鉄棒なんかできなくても朝斗はお父さんとお母さんの宝物、朝斗より大事なものなんてお母さんたちにはない」と話します。

それを聞いて喜ぶ朝斗。

でも逆上がりできるようになりたい!と佐都子と一緒に練習に励む朝斗。

幸せな親子の日常がそこにはありました。

私の息子を返して!

仕事から帰ってきた清和に「逆上がりができた」と嬉しそうに報告する朝斗。

朝斗が部屋に戻ってから、また電話が鳴ります。

緊張する2人。

佐都子が電話に出ます。

また無言電話…。

かと思いきや「片倉です。」と女性の声。

「片倉…」戸惑う佐都子。

すると「子供を返して欲しいんです。私が生んだ朝斗君を」

そう、片倉とは朝斗を産んだ母親だったのです。

動揺する佐都子と清和。

どうして今なのかと、冷静に佐都子が問いかけます。

すると片倉は「いつ返してっていってもいいでしょ。私の子供だし、血が繋がっているし!」と強く言います。

「それがもし嫌ならお金を用意して下さい。用意できないなら近所や幼稚園、さらには朝斗本人にも朝斗が養子だということをバラす!」

と脅しともとれるようなことを佐都子に話します。

突然の電話に困惑しつつもとりあえず会って話すことになりました。

あなたは誰なんですか

次の日、昨夜電話してきた片倉を名乗る女性(川島海荷)が栗原家にやってきます。

栗原家を訪れた片倉(川島海荷)

「お金用意してくれるのか」と話しを切り出します。

不信に思った清和は「あなたは誰ですか。朝斗のお母さんじゃないですよね」と聞きます。

「普通、特別養子縁組では産みの親と育ての親が顔を会わせることはない。だから誤魔化せると思ったかもしれないが、僕たちは6年前に片倉さんに会っている」と話します。

こわばった表情を見せる片倉(川島海荷)

さらに清和は「あなたは産みの親である彼女ではない」と言い放ちます。

しかし、それに対し彼女は「私は片倉ひかりです。あの子の母親です」と強く言います。

6年前に会った女性と同じ人物だと思えない清和。

「朝斗を引き取ることかお金かどっちなのか」と聞き出します。

それに対し、片倉を名乗る女性(川島)は

「引き取ることです」と話します。

しかし、その言葉を信じられない清和。

すると片倉は「引き渡すことはできないんだろうし、だったらお金を。養子だってことをばらされたら困るでしょ。」と言い、しつこくお金を要求します。

しかし、それに対し佐都子が「朝斗が養子であることを隠していない」と言い放ちます。

幼稚園でも近所の人にも、朝斗にも養子である事実を伝えていると。

朝斗にも、あなたには産んでくれたお母さんが別にいるときちんと伝え、養子であることを突然知ってショックを受けたり動揺したりしないように、環境を整えてきたと話す佐都子。

この6年朝斗との貴重な時間を大切に過ごし、そのすべてが宝物だと。

それを汚すことは絶対に許さない。

もちろん朝斗を産んでくれた片倉さんを貶めることもできない。

仮にあなたが片倉さんだとしても朝斗を渡すことはできない。血が繋がっていなくても家族だと伝えます。

これまで佐都子たちが積み上げてきたもの、その全てを守ろうと語りかけます。

それを聞いて、さらに動揺する片倉(川島)

そして「あなたは誰なんですか」と問いかけます。

14歳で母になった

ドラマは6年前の冬に遡ります。

ー広島ー

片倉ひかり(原菜乃華)母親・咲子(赤間麻里子)と共に広島にいました。

14歳で妊娠をしてしまったひかり(原菜乃華)

ひかりはベビーバトンという特別養子縁組支援団体の寮に入ることになりました。

母親の咲子はベビーバトン代表を務める浅見洋子(石田えり)にひかりをお願いすると、そそくさと帰ってしまいました。

親子の間に確執を感じます。

寮では妊娠8ヶ月の先輩・コノミ(黒川智花)という女性と同室で共同生活を送ることに。

彼女は夜の仕事をしていて、その時のお客さんの子だと思うが父親は誰だかわからないんだよね~と明るく話すコノミ。

いきなりの告白に動揺するひかり。

そして、子供の父親のことを話します。

ひかりの子の父親はタクミという中学の同級生。

しかし、ひかりはタクミに妊娠したことを知らせておらず、ベビーバトンに来ていることを話していないそう。

本当は自分で育てたかったと言うひかり。しかしそれが許されず、ここに来たことを告げます。

それに対しコノミは「育てられないなら子供が不幸になる。割り切った方がいい」話しますが、「望まれない子だと思いたくない」と言うひかり。

複雑な思いが絡み合っていました。

ひかりは父、母、姉、ひかりの4人家族でした。

ひかりの姉は料理もできて勉強もできる。

同じ親から生まれたのに、姉と違う自分にコンプレックスを抱いていました。

さらに、姉ばかりを可愛がる両親に対し、愛情を感じられない日々を過ごしていました。

そんな中「お前が1番大事だと」唯一味方をしてくれたタクミ。

そんな日々を思い出し、タクミに会いたい気持ちを抑えながら、ひかりは寮での生活を送っていました。

出産、そして別れ

明るいコノミに励まされ、元気な赤ちゃんを産むと前向きに過ごすひかり。

お腹が大きくなり、赤ちゃんの名前を決めます。

赤ちゃんの名前は「ちびたん」

ピアノを弾いたり、毎日手紙を書いて赤ちゃんに語りかけ幸せな日々を過ごします。

そんな中、ついにコノミの陣痛が始まり、無事に出産。

そして、赤ちゃんを引き取ってくれる両親とも対面し、その時のことをひかりに話します。

赤ちゃんを抱けるのはその子と別れる1回だけ。

割り切っていたはずのコノミでしたが、抱っこした瞬間に「この子は私の子だ」って思ったと、涙をこらえながら語ります。

そして「私たちもちゃんとお母さんになれるかな」とひかりに語りかけます。

コノミの様子を見て、複雑な気持ちになるひかり。

しかしひかりとちびたんの別れの日は近づいてきます。

「離れたくない。一緒にいるのが当たり前なのに」出産間近になり、そう泣き崩れるひかり。

「ごめんね。ちびたん。私忘れない。ちびたんと一緒に見た一緒に見た景色。お母さんは絶対忘れないから」

そう、海辺の夕日を見ながらお腹のちびたんに語りかけます。

そして、ついにひかりも出産の日を迎えます。

ちびたんはこの世に生を受けます。

しかし、ちびたんが無事に生まれたということは、同時に別れを意味します。

なかなか養子縁組の書類にサインをできないひかり。

母親にせかされながら書類にサインをします。

ちびたんが引き渡される前、ひかりは一度だけちびたんを抱っこすることを許可されます。

初めてちびたんを抱っこしたひかり。

その小さな小さな体を抱っこした瞬間、ひかりの手にちびたんのぬくもりと重みが伝わり、涙が溢れ出てきます。

1枚だけ写真をとるのが許され、ちびたんは栗原夫妻の元に引き渡されました。

栗原家に引き渡される際、ひかりも栗原夫妻会うことを希望し、許可されます。

佐都子より「元気な赤ちゃんを産んでくださってありがとうございます。大切に育てます」と伝えられます。

複雑な表情のひかり。

涙をこらえながら、「ありがとうございます」と言い、ちびたんに宛てた手紙を渡すひかり。

そして、ちびたんを抱く佐都子の腕をしっかりと握り、まっすぐに涙いっぱいの目で「この子をよろしくお願いします」と別れる辛さをこらえながら懸命に伝えます。

そんなひかりに、佐都子は「朝斗と名づけます」と伝えます。

子供を望んだが、子宝に恵まれず絶望を背負ってきた栗原家。

そんな栗原家に朝がやってきたのです。

「明けない夜はない」

そう信じさせてくれたのは、朝斗を産んでくれた14歳のひかりでした。

しかし、そんな懸命に我が子の幸せを願った少女だったひかりを名乗る女性が今目の前にいる。

あの純粋でまっすぐなひかりがそんなことを言うはずがない。

栗原夫妻はとてもあのひかりだとは信じられませんでした。

そして、突然現れたその片倉と名乗る女性の正体は一体誰なのか。

朝斗は連れて行かれてしまうのか。

それぞれの物語が始まりまったのです。

朝が来る(土ドラ)第1話の感想

ひかりは14歳で身籠り、出産します。そのあたりは以前大反響を呼んだ「14歳の母」と同じ雰囲気を感じさせられるものがありました。「14歳の母」では出産し、自分で懸命に育てることになりましたが、ひかりは母親に押し切られるように養子に出すことになりました。

今回、「特別養子縁組」が題材ということもあり、赤ちゃんが引き渡されるまでの制度などかなり赤裸々に描かれています。コノミのように、相手の男性が誰だかわからない、そのため妊娠中はあまり赤ちゃんに愛情を感じていなかったが、出産し抱いた瞬間に母性が溢れ出すというシーンはかなりリアリティがあり、実話に基づいた話しではないかと思います。

どんな母親でもどんな相手の子でも自分がお腹を痛めて産んだ子は自分の子には変わりない。そんなシーンに涙した人も多いことでしょう。

そして、ひかりも出産し、赤ちゃんとの別れがやってきます。14歳という若さながらも自分に宿った赤ちゃんへの愛情は日に日に増し、別れるシーンは溢れる涙を必死に抑えながら、赤ちゃんに対し手放すことを謝りながら、栗原家に「お願いします」と訴えます。実子との別れのシーンは涙なしには見れないシーンでしたね。号泣した方も多いことでしょう。

何歳でも、どんな状況で生まれてもやっぱり母親は母親なのです。母と子の愛の深さを感じられる印象的なシーンでした。

そんなひかりの姿だからこそ、栗原夫妻は突然ひかりを名乗ってきた女性(川島海荷)を信じられずに誰なんだと語りかけます。とてもじゃないですけど、確かに同じひかりだとは思えないですよね。

今後、果たしてこの女性(川島)が誰なのか、さらに赤ちゃんを手放した後のひかりの半生が描かれるかと思いますので、謎がどのように明かされていくのかが見所となりそうです。

今回、「特別養子縁組」という題材なのでかなり重い内容になるかと思われましたが、感動とミステリーが入り混じっていたストーリーとなっていました。

そして、今年トレンディー(?)の「不倫」もちゃっかり入れ込まれていましたね…。

今後それぞれの人生がどう交錯していくのか、第2話も楽しみですね。

(おわり)

第2話のネタバレはこちら

朝が来る2話ネタバレと感想 ひかりを名乗る女性の正体とは


スポンサードリンク