EU離脱を後悔する英国民が続出しているのはなぜ?再投票の可能性は?

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世界中に衝撃が走った、イギリスのEU離脱派の勝利。

国民投票でEU離脱派が支持されたものの、その後イギリス国民の間で離脱派に投票したことを後悔しているという人が続出している模様です。

再投票を求める署名運動もあり、もしかしたら再投票の可能性もあるかもしれません。

しかし、なぜEU離脱派に投票したにも関わらず後悔している人が続出しているのでしょうか。

今回は、その理由とともに再投票の可能性があるのかについても調べてみました。

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 EU離脱を後悔しているイギリス国民が続出?

先日の国民投票でEU離脱派が勝利し、世界でも大きく報道されました。

しかし、投票後に早くもEU離脱について後悔しているイギリス国民が続出しているとのこと。

さらに、国民投票のやり直しを求める署名活動まで始まっているもようです。

投票前はイギリスEU離脱問題を意味する造語

「Brexit(ブレキジット)」/British(英国)+Exit(退出する)という言葉が飛び交っていました。

しかし、投票後にSNSなどではRegret(後悔)+Exit(退出する)を組み合わせた「Regrexit(リグレジット)」や

British(英国)+Regret(後悔)を組み合わせた「Bregret(ブリグレット)」という造語が登場しています。

このような言葉が出るほど、なぜこんな事態となってしまっているのでしょうか。

まずは投票前に掲げていた、離脱した際の公約が投票後に次々と変遷されたことがあげられます。

一体どんな公約がどのように変遷されたのか見てみたいと思います。

公約その①「EU離脱によりEUへの負担金が減り国民医療サービスの財源にできる」

EUに加盟しているイギリスはEUの中では財力があるため、EUに巨額の負担金を支払っていました。

しかしイギリスには移民や難民も増えており、彼らの生活は社会保障から賄われイギリス国民の負担が増えるばかり。

もしEUから離脱すれば負担金を支払わなくてよくなる。

財政難が続く国民保健サービスに週あたり約480億円を出資することができると掲げていました。

これは離脱運動の宣伝バスにも大きく印刷されて大々的にアピールしていました。

しかし、投票後にこの公約は「負担金の予算が浮くと主張はしたが確約はない・あくまでも可能性の話しである」とひっくり返されました。

公約その②「EU離脱で難民・移民受け入れが制限できる」

EU加盟国は難民の受け入れを拒否できないという法律が定められています。

手厚い社会保障が受けられるイギリスは非常に人気があるため、難民が非常に増えており、彼らの生活保護はイギリス国民の社会保障から賄われます。

ただでさえ、財政が厳しくなっているイギリスはこれ以上国民の負担が増えることを恐れ、難民や移民の受け入れ問題が生じていました。

もしEU離脱が実現されれば、EU加盟国でなくなるため難民や移民の受け入れを制限できると公約では掲げられていました。

しかし、投票後は「私たちが求めたのはある程度の制御だけ・移民がゼロになると思って離脱派に投票した人は失望するだろう」(ハノン保守党欧州議員)とひっくり返されることに…。

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公約その③EUをただちに離脱

EU離脱が決定すればただちに離脱できると公約されていました。

しかし、これに対し「投票前の多くは再考する必要がある」「我々の要求や工程に内閣は熟考した上で離脱通知をするべき」と、なんだか煮え切らない態度…。

こんなにも公約が次々と変更されては、当然国民の怒りを買うのは当然であり、投票したことに後悔する人が続出しているのです。

EU離脱についてよく知らず投票した英国民

実は公約が覆されたことも理由にあげられますが、EU離脱についてよくわからないまま離脱派に投票した若者が多かったことも明らかになりました。

イギリスでは「EUとは何か」「EUを離脱したらどうなるか」など投票後に検索する数が圧倒的に多く、離脱派運動に流されるまま投票したという人も多くいたようです。

国の一大事を決める時にあまりにも衝撃な事実ではありますが、これは日本もひとごとではないですね。

いかに政治に関心を持って、我々の投票権一票一票を大事にするべきかを考えさせられる出来事でもあります。

再投票の可能性は?

投票で離脱派が勝利したものの、上記の公約が次々覆されたこともあり、イギリス国民の間では投票のやり直しを求める声が高まっており、署名の数が400万を超えています。

しかし、これに対し2度目の投票については全く報道されていませんし、政府側も「ない」と主張しています。

よくよく考えれば、一度国民投票で決まったものがそう簡単に覆されては、民主主義に反しますからね。

おわりに

今後、イギリスはどうなってしまうのでしょうか。

イギリスEU離脱は日本にも大きな影響を与えることとなりますので、この先の行く末からも目が離せません。

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